【Anime】創作備忘録No.41 SKILL – あえておおざっぱに表現!
『あえておおざっぱに表現!』
アニメーションではスピード感も時に大事にされますが、そんな時事細かく書くのは逆効果かも!?
『あえておおざっぱに表現!』
どうも皆さんこんばんは!
とあることでうっきうきになっているクリエイターのモケモです!
そういえば、備忘録が止まっている間の出来事でRPGツクールの公式素材として素材集を販売したのですが、知っている方もいるでしょうか?
下のURLから飛べる場所で配布しているので、是非ご利用いただける方はお願いします!
https://store.tkool.jp/a/newest-dlc/food-and-kitchenware-hard-pack
というわけでさっそく本題に移っていきます!
事細かく動きを描くことによる問題
本日のテーマは『あえておおざっぱに表現!』ということですが、実はアニメーションにおいて事細かく動きを描いたとしても担当な動きになってしまう…と前にも似たようなことを一度備忘録に残したかと思われます。
創作備忘録No.35 『あえてフレームを削る』を参照:http://pixel.fukuts.com/?p=309
今回はそれに加えて、事細かく書いてしまうとスピード感が減ってしまう問題についてここに残します。
とりあえず下の作品を見てもらいたいと思います
上の作品を見ていると速いスピードでボールが壁を反射しているように見えると思います。
ですが、実は最初作っているとき、反射する部分を事細かくしすぎてなんだかもっさりしたものになっていたんですよね…
今は跳ね返る時このような感じに2フレームのみで表現していますが、最初作った時は…
こんなに多かったのですよ
細かいからいいんじゃないのと思える人もいるかもしれません。私もそうでした。
ですが、再生したところ、非常にもっさりとした動きでまるでスライムがポチョポチョと壁を跳ね返っているかのような動きに…
残念ながらそのアニメーションはないですけど、実際に事細かく描いてみると実感できます
だからこそ、スピード感を出すためにはあえて大雑把な動きにすることで瞬間移動したかのように見えて分かりやすい速さを表現できるのです。
それにローコストにもなりますからね!
最後に
こんな感じに語ってきましたが、おそらくFPSの値が大きくできるのなら大雑把にしないほうがなめらかに動くと思うので、この方法は12FPSなど少ない値の場合に使うといいと思われます。FPSが多くなると少し動きが大雑把すぎると他との差で目立っちゃいますからね…
てなわけで今回はここまで!
実際にアニメーションを作ってみて確かめてみてください!
オススメは扉の開閉やバウンドボールです。資料は多く集められるので、時間に余裕ある方がいれば是非確かめてみてください!
それではみなさんここまで見ていただきありがとうございました!
また次回、明日の備忘録でお会いしましょう!
バイバイ!