創作備忘録No.35 SKILL
『あえてフレームを削る』
あえて補間しすぎると高コスト
『あえてフレームを削る』
どうも皆さんこんにちは!
クリエイターのモケモです。
アニメーションを作る際、皆さん動きと動きの間を新たな絵を描いて補間することが多くあると思います。もっと細かくすればなめらかになる!
そう思われると思います。実際にそうなります。
しかし、補間を細かくした結果、動きに緩急がなくなり非常に単調な動きになってしまいます。さらに、フレーム数は予算とコスパの都合上限られるものも多く、補間を多くすることは非常に困難です。
だからこそ、アニメーションにおいて、あえて早い動作の場合は間の補間を少なめにし、緩急のあるアニメーションにすることが必要になります。
例えばボールを投げる瞬間の投手の腕の動きだったり、何か早いものが通り過ぎる瞬間など。
※素早い動きをアニメーションで表現する場合、残影や、物の作画をあえて飛んできた方向に動かすことが必要になります
また、それでもなめらな動きにしたいと思う場合は、その一枚を表示する時間を調整することで叶えることができます。例えば呼び動作の部分だけ、3fずつで表示し、素早い部分は1fずつ表示させるといったものがあります。
作画枚数と技術力は高コストとなりますが、その文うまくいけば非常になめらかな動きになるでしょう。
時と状況によってどちらの方を使うか検討し、是非チャレンジしてみてください!