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創作備忘録No.12 SKILL

私的!ビンのぬりかた


私的!ビンのぬりかた


1,線画を描く

 まず最初に瓶の線画を対称に描きます。この時実際の瓶を参考にしながら描くとさらに精度は高まります。
 この時蓋を追加する、追加しない場合でも上の開ける部分は開けておくといいでしょう。

 また、レイヤー名などは後で見たときにわかるものにしておきましょう。これどの部分だっけと数が多くなればなるほど分からなくなるので


 ※この時の背景とかは最後に調整するので、イラストが見やすい色かつ目に優しい色にしておくといいです


2,色を決める

 次に瓶の色を決めていきます。
 今回は水色にしましたが、ガラスの色によっては赤や黄色と様々な種類が存在しているので、自分の好きな色相で、近似色3色+白を追加しておくといいでしょう。

 そして、瓶の底を一番暗い色で縁取り、瓶の外枠を1px分開けて中側上部に白ではない色で縁取ります。
 また、瓶のふたを閉める際のでっぱりを表現する場合は、上のように下を暗く、上を明るい色で表現するとはっきりします。(この時もう少し色幅が狭くてもいい色合いになるかと思います。)

 筆者ははっきりとした方がいいんじゃないかと思う節があるので、絵柄的にこのようになることが多いのでご了承ください。


3.瓶の後ろに下からの反射光を追加

 2.で追加した影や、ハイライトを調整したあと、瓶の下側に上が丸まるように二番目に明るい色を塗ります。
 これは画作りの一環のようなものですが、これをすることで、単調な絵の雰囲気を崩すことができます。
 
 <補足>
 瓶の底は影が縁に強くかかる為、瓶底をなぞった部分から1px分明るい色をはさんで暗い色を塗ると効果的です。

 


4.水を追加&オーバーレイ

 瓶の中に水を追加する場合、瓶の縁よりも暗い色で水笠を縁取るとよい。また、水笠のてっぺんの部分は影が強くかかる為、縁取った色よりも暗い色で塗るとよい。
 そうすることで瓶と水の境界線をはっきりとして何かが入っていると認識させることができる。

 水面のハイライトも少し追加した後、レイヤー機能であるオーバレイ―を用いて瓶の中の液体を更に際立てることができる。
 ※色数を抑えたい場合、この方法はとらないほうが良い。


5.ハイライト

 上の調整が終わった後、瓶の口に三角錐のように向かう部分の縁にハイライトを追加すると、ここで瓶の輪郭線を際立てることができる。
 この時光が当たるとされる方向には白を塗ってメリハリをつけると迫力が上がる。

 その後、アウトラインをつけることがあるが、これは合ってもなくてもいいため、用途に合わせて追加するとよい。
 もしゲームに用いるのであれば背景と同化しないようにアウトラインをつけるといいし、一枚絵の場合は背景と同化しないように色をその場で変えればいいためそこまで必要はない。


6.仕上げ

  最後に瓶を際立たせたいため、背景には非常に暗い色を設定した。(ほんのりと緑も加えてミスマッチをなくすようにしている。)
 そして、鏡反射の概念を取り入れることで、普通よりもきれいな絵に仕上げることができる。

 これに関しては筆者も最近になって学んだことの為、まだまだ使用歴が少ない
※この表現をする場合、反射した姿の一番遠くの部分をぼかしておくとさらにリアルに近い見た目になるかもしれない。


7.完成

 最後に調整して完成!

 色数が増えるが、ここにオーバーレイをかけたり、エフェクトを追加するといい印象になるが、是非皆さんに試してみてほしい。


8.最後に

 今回は詳しく講座的なものをやってみたがコストが非常に高いため、次にやるとしても月に一回になると思われます。

 是非次の投稿時も見てみてください!

 それでは、皆さん明日も頑張りましょう~

(コメントで感想もお待ちしております)

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