創作備忘録No.007 IDEA
『質問するときは5W1Hを意識しよう』
あなたの身の回りには先生や教授、はたまた知人など様々な人がいると思う。そして、あなたはそういった人たちにこれが分からない、これどうするのと質問することがあると思う。
しかし、その時気をつけなければならないことがある。それは、相手が答えやすいような質問をすることである。例えば、『絵が上手くなりたいのだけどどうすればいいのかな?』、『ここの設問はどうやって解くの?』といった質問があったとする。皆さんはこの質問をもし問われたらどう答えるだろうか。
おそらくだが、大多数が当たり障りのない答えになると思う。前者であれば、絵をいっぱい描けばいいよ。後者であれば普通に解き方を一から教えるだろう。なぜならその質問には具体的なことが無いからだ。
例えば
『絵が上手くなりたいけどどうすればいいのかな?』→『足を上手くかけるようになりたいのだけど、どういった練習法があるかな?』
このように質問が変化した場合、答えに関しても『絵を描けばいいよ』から、『現実の足を模写したり、上手く書く人の描き方を見てみるといいよ』よと変化する。質問が更に具体的になればもっといい答えを聞くことができるだろう。
具体的にするメリット
以上のように具体的な質問することで具体的な答えが返ってきやすいということがあるが、そのほかにも相手の答えるまでの時間が短くなって、質問相手が削ってくれる自己の自由時間の長さを削減できることも挙げられる。
まず質問するときに忘れないでほしいのは、相手はその質問に答えるときに自分の時間を削って答えてくれているということだ。その時間を使って休憩することや仕事ができるにも関わらずだ。
だからこそ、具体的な質問にすることで相手が深読み、誤解することなく、スムーズに理解し、応えられるようにできるのだ。
これは最大限、社会生活の中で生きていくうえで必ず起こることの為、覚えておいてほしい。
最後に
以上、具体的な質問を意識することを述べたが、初心者がこういったことをしようとすると難しいことが多い。そんなときは手元の調べられる媒体でネット検索することが大切だ。そうすることで質問したい内容を初心者でも詳しくさせることができる。
できない、知らないで済ませるのではなく、調べたけど分からなかったところから質問することを始めよう。